記憶の羅針盤
偶然見つけた古い羅針盤。しかしその針は北ではなく、人々が失った驚異的な記憶を指していた!好奇心旺盛なレオと喋る地図アルロの神秘的な冒険。
好奇心旺盛な10歳の少年レオは、おじいちゃんの屋根裏部屋で古く色褪せた真鍮の羅針盤を見つけました。羅針盤の針は狂ったようにぐるぐると回った後、ついに微かな青い光を放ちながら「ささやきの森」の方向を指して止まりました。レオが羅針盤を埃をかぶった地図の上に置くと、驚いたことに地図が目を覚まして伸びをしました。「アルロ」と名乗ったその地図は、それが人々が失った驚異を指し示す「記憶の羅針盤」だと教えてくれました。
胸を高鳴らせたレオは、羅針盤が指す方向に従ってささやきの森へと冒険に出発しました。森に入ると、木々が生きているかのように優しく動き、隠された道を開いてくれました。しばらく歩くと、レオとアルロの前に巨大な石でできた橋が現れ、その前を岩のトロールが塞いでいました。岩のトロールは、通り抜けるには謎掛けを解かなければならないと凄みました。

アルロが持つ古代地理の知識のおかげで、レオは無事にトロールの謎掛けを解くことができました。トロールはからからと笑って道を譲り、二人は橋を渡って「木霊の洞窟」に到着しました。洞窟の奥深くには、美しく輝く水晶玉が置かれており、羅針盤の針は正確にそこを指していました。
レオが慎重に水晶玉に触れた瞬間、忘れ去られていた古代の魔法都市の記憶が頭の中に流れ込んできました。世界にはまだ発見されていない魔法と驚異が満ちていることに気づいた瞬間でした。レオは羅針盤をしっかりと握りしめ、そばにいるアルロに向かって満面の笑みを浮かべました。失われた驚異を探す本当の冒険は、まだ始まったばかりなのです。
The End
今日のお話はここまで
心に残った場面を、親子でゆっくり話してみてください。
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